専門性の高い医師による多様な専門外来
フェニックス メディカル クリニックでは、一般診療に加え、専門性の高い医師による多様な専門外来を設けています。生活習慣病やホルモンバランスの異常、がんの早期発見、男女それぞれのライフステージに関わる悩みに対し、丁寧に対応いたします。
糖尿病甲状腺外来
食生活環境の変化に伴い糖尿病が増えています。糖尿病を放置しておくと、全身の血管障害が起こり、特に眼・腎臓・末梢神経に障害が出てきます。健診などで血糖値が高いと言われたら、なるべく早く検査・治療をお受けになることが大切です。

担当医師
婦人科腫瘍外来
婦人科腫瘍の中でも代表的な子宮頸がんは、最近20~30歳代の若い女性に急激に増えています。子宮頸がん検診では、がんになる前の病変を見つけだすことができます。
子宮頸がん検診で精密検査が必要となった方は婦人科腫瘍外来で詳しい検査をお受けください。

担当医師
HPV外来
ヒトパピローマウィルス(HPV)は子宮頚がんや子宮頚部異形成を引き起こす原因の1つとされるウィルスです。子宮頚がんの95%以上がこのウィルスの感染により起こり、20~30歳代において最も多く、40代でピークを迎えるがんです。出産や子育てをしている世代で発症するため、世界ではマザーキラーとも呼ばれています。このHPVはありふれたウィルスでもあり、性交渉のある方の84%が生涯に一度は感染します。HPVにはワクチンがあり、ワクチンだけですべての子宮頸がんを予防することはできませんが、検診と併用することにより、子宮頸がんの8割を未然に防ぐことができます。
当院で扱うワクチンは2種類あり、シルガード9とガーダシルが接種可能です。当院では、HPVワクチンを考えている方、人間ドックで軽度の細胞診異常、中高ハイリスクHPVが陽性となった方へ相談窓口としてHPV外来を行っております。
特に細胞診異常の方には当院の婦人科腫瘍外来とも提携し、治療と管理を行っていきます。
子宮頸がんは予防できるがんであり、HPVワクチン接種と定期的な子宮がん検診が大切です。HPVに関するお悩みがあればお気軽に相談ください。
対象
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HPVワクチン接種を考えている方(取り扱いワクチンの詳細はこちら)
- 子宮頸がん検診で細胞診異常になった方
- 中高ハイリスクHPVが陽性になった方

男性更年期外来
男性更年期とは、男性ホルモンであるテストステロンの低下によって起こる病態です。男性の更年期は30歳頃より起こり、女性の更年期と比べて加齢に伴いジワジワと変化が起きるのが特徴です。特に40代から60代では、昇進、転職、子供の独立などさまざまな環境変化が起きることが多く、ストレス負荷がかかりやすくなる時期です。男性には、女性の閉経のような兆候がないので、性欲減退や勃起不全だけが注目されがちですが、疲労感、うつ状態、多汗、のぼせをはじめさまざまな症状を起こすことが分かってきています。さらに最近では糖尿病、高血圧、動脈硬化、排尿状態にも悪影響を及ぼすことが判明し、積極的な治療の必要性があるとされています。
男性更年期症状の治療は、問診や採血などによる診断後、原則的に男性ホルモン補充療法を行うことで70~80%は改善します。補充方法としては注射、もしくは塗り薬としてテストステロンを直接補充します。その他漢方治療やサプリを用いて治療を行います(一部保険適用)。
主な検査内容
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採血検査
男性ホルモン(テストステロン)の測定を行います。また初診時には合わせて前立腺がんの可能性を見るPSAなども測定します。 -
毛髪テストステロン検査 ※男性用、初回検査のみ ¥5,980/回
後頭部の毛髪を10本程度切ることで男性ホルモン値を測定します。測定された男性ホルモン量に応じて4段階で評価をし、男性ホルモンを増やすためのアドバイスなどを行います。
治療の流れ
- 1. 問診・採血
- 2. 診断
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3. 男性ホルモン補充療法 ※以下いずれか
- ・ 注射
- ・ 塗り薬
- ・ 漢方治療やサプリ
当院では男性更年期だけではなく、男性型脱毛症(AGA)治療外来、ED治療を含む男性不妊外来も併設しています。症状が気になる方や予防を考えている方はお気軽に相談ください。

担当医師
AGA外来
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」のことをいいます。
AGAは、成人男性に(近年では女性にも)よくみられる脱毛症のことです。
男性の脱毛症
AGA「男性型脱毛症」では、ジヒドロテストロン(DHT)というホルモンが原因となり、硬毛の軟毛化や毛包のミニチュア化が引き起こされ、抜け毛が増えていきます。
原因となるDHT産生を抑える薬(デュタステリド)、毛母細胞を活性化する薬(ミノキシジル)、亜鉛などでAGAの進行を抑えましょう。
女性の脱毛症
また女性の脱毛症では、髪の分け目が目立って見えるような髪全体が薄くなるタイプが多いのが特徴です。これには女性ホルモンが大きく関係しています。
髪の毛には毛周期というサイクルがあり、『成長期』『退行期』『休止期』を繰り返しています。女性ホルモン量の変動により、毛周期の『休止期』の期間が長くなるために、髪の本数自体が減少することで薄毛となります。
毛母細胞を活性化する薬(ミノキシジル)と、マルチビタミン・ミネラル補給で薄毛の進行を抑えましょう。お気軽にご相談ください。
主な検査内容
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毛髪ジヒドロテストステロン検査(男性用) ¥7,480/回
頭頂部の毛髪を5本程度切ることで薄毛リスクを4段階で評価します。現在、悩まれている方のみならず、症状がない方でも将来の薄毛リスクを調べることが出来ます。既にIKUMOなどを使用している方は、ジヒドロテストステロンが低下するかどうかを治療効果判定として調べることもできます。 -
採血検査
治療を開始された方は定期的に副作用チェックを行います。一般採血や肝機能検査、生活習慣に関連した項目を調べます。
主な治療薬については自費診療からご確認ください。

不妊外来
フェニックスは「不妊治療から妊娠・出産、そしてさらにその先の人生も皆様に寄り添えるクリニックへ」を目指しています。妊娠にかかわるすべての期間、皆様に寄り添うためのシステムを25年以上の歳月をかけて構築しました。このフェニックスだけの独自のシステムを「こうのとりシステム」と呼んでいます。
フェニックス メディカル クリニックでは、不妊症スクリーニング検査、一般不妊治療を行っております。さらに、フェニックス アート
クリニックでは、体外受精を中心とした不妊治療を行っており、不妊でお悩みの方に安心して治療を受けて頂ける連携体制を整えています。

男性不妊外来
不妊症の原因の約半数は男性因子と言われています。原因としては大きく分けて2つあり、①精子が少なかったり、動きが悪いなどの精子の問題 ②勃起障害 によるものがあげられます。
精子の問題に関して
精子の問題に関しては当院では、精液検査を用いて即日検査を行うことが出来ます。比較的すぐにお子さんの希望がある方に関しては、同時に採血検査を行い感染症の検査なども行います。
精液検査で異常が出る場合はフェニックス アート
クリニックと連携し、当院では全国に先駆けてDFI(精子DNA断片化指数)に加えて精液の酸化度をはかるORP(精液中酸化還元電位測定)検査などを用いて治療を進めていきます。
勃起障害
勃起障害はErectile
Dysfunction(ED)ともいわれ「勃起機能の低下」を意味します。原因としては加齢や動脈硬化が進行することで性器に血流が届かずEDになる器質性EDとストレスやプレッシャーから起こる心因性EDに分けることが出来ます。どちらの原因であってもED治療薬により改善が期待できます。EDの治療薬は血流の改善を促す効果だけではなく、満足な人生への手助けになります。
どうぞお気軽にご相談ください。
主な検査内容
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精液検査 ¥700(保険適応)
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男性感染症検査(採血) ¥11,450(自費診療)
検査項目としてクラミジア、HIV、梅毒、肝炎、麻疹と風疹の抗体などを調べることができます。ご自身の感染状況だけではなく妊娠後の赤ちゃんへの影響も調べることが出来ます。
主な治療薬については自費診療からご確認ください。

産業医
当院では健康診断の事後措置、メンタルヘルスケアに関する助言・指導、長時間労働者に対する面接指導、職場復帰の支援(休職者復職支援)、ストレスチェックなどの産業医業務の支援を行っております。
また当院では、一般・専門外来を有していることによる健診後の二次検査、産業医の複数名在籍による面談の実施など、スタッフ皆様の健康を心身ともにトータルでのフォローが可能です。
お気軽にご相談ください。
2025年現在の産業医契約数 209社
※産業医の選任については労働安全衛生法により定められており、常時使用する労働者が50人以上の事業場で選任する義務が生じます。

担当医師
特定保健指導
肥満・高血圧・高血糖・脂質異常症などの生活習慣病を放置すると動脈硬化を進行させ、心疾患や脳血管疾患など命にかかわる重大な病気を発症します。
特定保健指導は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)に着目した特定健診の結果をもとに、これらのリスクがある方を対象として実施しています。
医師・管理栄養士が一丸となって食事や運動など生活習慣の見直しを行い、生活習慣病のリスク改善、健康維持・増進に向けた健康改善支援をさせていただきます。

胎児スクリーニング
胎児スクリーニング検査とは、通常の超音波検査よりも詳しく胎児の状態を調べる検査です。
胎児の発育状態、各臓器の形態、胎盤、臍の緒などを、日本超音波医学会専門医の資格を持つ産婦人科医を始めとした専門医が細かく調べます。
検査の時期は妊娠20週前後に行います。
お産を前に、お腹の赤ちゃんが無事に育っているかどうか不安な妊婦さんも多いと思います。超音波検査で全ての異常を診断出来るわけではありませんが、少しでも「大切な赤ちゃんの状態に合った安心・安全な出産」に繋がる検査を提供致します。

禁煙外来
2020年4月より、健康増進法が改正され、原則屋内禁煙となりました。望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わりました。
電子タバコや加熱式タバコ等の新型タバコも有害であり受動喫煙も生じることがわかってきています。
当院では、禁煙補助薬を使った禁煙外来を行っております。意思だけではなかなかやめにくいたばこも、薬やサポートがあればよりスムーズに禁煙をすることが出来ます。
少しでも興味をお持ちの方、これから禁煙を始めようとお考えの方もぜひご相談ください。
