私たちは日本で一番、患者さんに
優しいクリニックを目指します。
婦人科腫瘍の中でも代表的な子宮頸がんは、最近20~30歳代の若い女性に急激に増えています。子宮頸がん検診では、がんになる前の病変を見つけだすことができます。
子宮頸がん検診で精密検査が必要となった方は婦人科腫瘍外来で詳しい検査をお受けください。
診療時間:月曜日 10:00~13:00 14:00~17:00
担当医 :東京大学医学部付属病院医師
ヒトパピローマウィルス(HPV)は子宮頚がんや子宮頚部異形成を引き起こす原因の1つとされるウィルスです。子宮頚がんの95%以上がこのウィルスの感染により起こり、20~30歳代において最も多く、40代でピークを迎えるがんです。出産や子育てをしている世代で発症するため、世界ではマザーキラーとも呼ばれています。このHPVはありふれたウィルスでもあり、性交渉のある方の84%が生涯に一度は感染します。HPVにはワクチンがあり、ワクチンだけですべての子宮頸がんを予防することはできませんが、検診と併用することにより、子宮頸がんの8割を未然に防ぐことができます。
当院で扱うワクチンは2種類あり、シルガード9とガーダシルが接種可能です。当院では、HPVワクチンを考えている方、人間ドックで軽度の細胞診異常、中高ハイリスクHPVが陽性となった方へ相談窓口としてHPV外来を行っております。
特に細胞診異常の方には当院の婦人科腫瘍外来とも提携し、治療と管理を行っていきます。
子宮頸がんは予防できるがんであり、HPVワクチン接種と定期的な子宮がん検診が大切です。HPVに関するお悩みがあればお気軽に相談ください。
HPVワクチン接種を考えている方
取り扱いワクチンの詳細はこちら >
子宮頸がん検診で細胞診異常になった方