自費診療

ワクチン

肺炎球菌ワクチン 肺炎の発症・重症化を抑制

一般的に肺炎球菌ワクチンといえば、23価(23型に対応)のニューモバックスですが、13価のプレベナーと組み合わせていく事で、より高い肺炎予防効果があります。肺炎の多くには、抗菌薬という有力な治療があります。しかし高齢者の肺炎は、抗菌薬で一度は治療ができても再発を繰り返しやすく、心肺機能の低下や入院につながる例も少なくありません。治った場合でも心身の機能の低下等によって、寝たきりのスパイラルに陥りやすい特徴があります。発症後の肺炎を治すのではなく、初発を予防することが大切です。
・ニューモバックス(23価)公費負担(5年毎)
・プレベナー(13価)自己負担

水痘ワクチン 帯状疱疹の発症を予防

帯状疱疹の発症率は50歳~高齢者層で高く、3人に1人がかかるといわれています。帯状疱疹予防には、ビケン及びシングリックスの2種類が認められており、50歳以上の方にお勧めしています。

いずれを接種するかは、効果や接種対象に違いがある為、予めご相談ください。


ワクチン名 料金(税込)

2023年4月  改訂

※ワクチンによっては公費負担または助成がされるものがあり、各自治体にお問い合わせください。


  • 接種の前に医師による診断が必要となります。
  • ワクチン料金とは別途、受診基本料がかかります。
  • 小児の公費負担による接種は対応しておりません。


■ワクチンの主な副反応について

ワクチンは、引き起こされる副反応より病気自体に罹患することの方が健康に与える被害は重大であるとされています。

そのためワクチン接種の方が推奨されています。


接種部位の発赤・腫れ:どのワクチンにもみられる反応ですが、通常は治療の必要はありません。腫れのために腕を曲げられない時には腫れを緩和するような対応をします。


発熱:発熱がみられる代表的なものに麻疹(またはMR)ワクチンがあります。約20%程度の確率で出現しますが症状は強くありません。


その他:ワクチン接種の際に、まれに合併症を起こすことがあります。例として、おたふくかぜワクチンにより数千人に一人(0.005%)に無菌性髄膜炎がみられる場合がありますが、
ワクチンで起こるものは一般的には重症化するものは少なく、短期間の入院もしくは外来治療で済みます。

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